最近のアトピー皮膚炎治療例

 えっ?鍼で皮膚病が治るんですか?」と信じない声が多いです。そうですね、もし私の本業の西洋医学の内科を続けていたら、私も半信半疑でした。

   実際は、鍼治療は皮膚病に優れた効果を持っています。中国の鍼灸資料に約80種類以上の皮膚病に効果があると載っている中で、20数種類は特効があります。

   私は、この10数年の鍼灸治療で、アレルギーによりアトピー皮膚炎、湿疹、乾癬、疣、ヘルペスにより肋間神経痛及び美容などの治療に、大量の経験を積み重ねました。有効率は100%、臨床治癒率は90%以上を持っています。

   急性的な疾患に特に速効が出る。慢性的な疾患を持って、皮膚科の治療で、あきらめて長年に悩んでいる方も、しばらく通って頂ければ、効果が上がります。

   ここで、2つの症例をあげて説明します。

   (1) 発病してから、頭皮の湿疹で45年間経過した50代の女性の方、一年中痒みが止まらないです。しかし、もし掻いたら、フケは雪が降るくらい肩と背中に落ちて、すごく恥ずかしくて、仕事中ずっと我慢した。偶然、腰痛の治療中に私に「鍼は湿疹にも効きますか?」と尋ねられた。私もすぐ「効きますよ」と返事をした。私に対しては、治る事は当たり前ですが、彼女にはビックニュースでした。少なくても30年以上皮膚科から、山ほど薬を頂いて使った。外にも雑誌、テレビ、友人から薦めでいろいろな方法で確かめたが、特に良い効果が出るのはなかった。一時的に症状を抑えて、皮質ホルモン剤軟膏を停止したら、反発で損傷の範囲はなおさら拡大された。数十年の炎症で頭皮は苔ができて、髪の毛も薄くなってきた。ストレスで体の不調も悩んでいる。

    彼女は私の話しを信じて、根気良く通院して、数日一回の治療で皮膚の炎症は半年以内に9割くらい治た。その期間中に、薬は一切使わなかった。日常生活と仕事に、痒みがなくなって、心地良い生活を送っています。体の不調も消えました。

   (2) 30代の女性、首、肘,膝の裏にアトピー皮膚炎20年間続いた。時に好転があり、完治はなかった。5か月前に、新しい美容院でパーマをかけた。その2〜3日後、全身は手掌と脚以外にびまん性紅斑が広がって、約80パーセントの皮膚は炎症が起きた。全身の痒みががまんできなくて、体温も上がり熱く感じる。皮膚科で「アトピー皮膚炎」と言われて、飲み薬と軟膏では、抑えられなかった。

   仕事の関係で良く会う人ですから、あんまり可哀そうで、私は女性に声をかけた「皮膚科で治れなかったら、私のところに来てください。」皮膚炎でつらくても仕事をしないといけないです。顔の炎症では恥ずかしくて、毎日マスクをかけていた。発病してから2ヶ月して、皮膚科の治療で全然改善できなかったので、ようやく私の鍼灸院に尋ねて来た。

   薬をやめてただ鍼の治療で約3週間くらいで、90パーセント以上の急性炎症が消えました。顔だけであと2ヶ月続いたのですが、痒みで苦しい状況は全くなくなった。

   鍼で皮膚炎の治療のは、効果の出は早くて、副作用はないです。ほかの方法で諦めた方も鍼は効きます。困った方は、是非、一度ご相談ください。


  以下、30代の女性急性アトピー皮膚炎の治療写真です。本人の許可を得て、掲載します。